2009年北京師範大学で法学修士学位を取得し、十数年間弁護士事務所の勤務で、商標、不正競争、特許又は知的財産権契約分野での経験を数多く蓄積した。現在まで、300件以上の訴訟・仲裁事件を処理し、その中での数件が最高人民裁判所又は北京市高級人民裁判所から典型的案件に選定される。代表的な顧客はGE Healthcare、Bayer、SEB会社（フランス）、LACOSTE（フランス）、ZIPPO（アメリカ）、Michelin、Nikon、L`oreal、Unilever、茅台、中国移動、商務印書館、Sennicsなどである。

最近代理した典型的な案件

• 2011年、某不動産会社の代理人として、最高人民裁判所で賠償額が2.5億元である契約紛争訴訟の和解を促した。
• 2017年、商務印書館の代理人として、「新華字典」という未登録知名商標が華語教学出版社に侵害されたことに対して北京知識産権裁判所に訴訟を提起した。結果として、「新華字典」という商標は未登録知名商標であることが裁定され、被告に対して237万元の損害賠償金を請求した。この事件も「2017年中国法院十大知識産権案例」に入選した。 
• 2017年、Unileverの代理人として、北京知識産権裁判所で「无懈可击」という商標権侵害事件を処理した。結果として、裁判所は原告の権利侵害請求を却下した。
• 2018年、LACOSTE の代理人として、最高人民裁判所で商標権行政訴訟に対応した。その他、2018年、最高人民裁判所で4件の再審訴訟も勝訴し、その中の1件は「2018年全国法院50大知識産権典型案例」に入選した。 
• 2019年、特許権者であるSEB会社の代理人として、SEB会社が所有する特許権が広東某電器会社に侵害されたことに対して、最高人民裁判所に訴訟を提起し、勝訴した。
• 2019年、Bayerの代理人として、北京市知識産権局で該社のある特許行政執行事件を対応し、本事件は2019年度「北京市知識産権行政保護十大典型案件」に入選した。

王宇明弁護士は何度も業界から高い評価を得ている。

• 2018年 北京市海淀区司法局「優秀弁護士」称号を受賞した。
• 2020年「中国優秀知識産権弁護士榜TOP50」称号を受賞した。